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京都観光レポート

2019年3月12日

2月24日(日) 千年の都『京都』を歩く父母会特別散策

今回は幕末の歴史が香る京の酒どころ伏見をたくさんのご父母の方とご一緒し、有意義な一日を過ごして参りました。

 

 

《 御香宮神社 》

近鉄・桃山御領前駅に集合し徒歩5分程の御香宮神社へ

伏見は酒の町。伏見の表玄関を飾るのは酒造りにかかせない清らかな水が湧きでている御香宮神社。素晴らしい香りの水がどんな病も治すといわれたことから御香宮神社と名付けられ、無病息災のご利益があるそうです。

お参り前にお水で手を清め,お口に含むとほのかに香る水が体をきよめてくれるような錯覚を覚えます。環境庁名水百選「伏見の御香水」として認定されているご神水ということです。

正面の門の屋根の下には中国の【二十四孝】の4つの物語が彫られた立派な欄間があり、参拝するほとんどの人が知らずに通り過ぎてしまうようなところですが、らくたびの若村さんは丁寧に説明をして下さいました。

 

 

《 月桂冠・大倉記念館 》

江戸時代にタイムスリップしたかのような酒蔵の続く道を歩いて行きますと、大倉記念館があります。酒造りの資料館を見学し酒造りの流れや貴重な道具の説明、日本酒の歴史を聞いたあと、伏見酒3種を試飲しました。

コクのある風味の月桂冠吟醸酒、淡麗ですっきりとした味わいの大吟醸酒「玉の泉」、

梅の風味豊かなプラムワイン。どのお酒も飲みやすく体があたたまりました。

 

 

 

《 長建寺~寺田屋 》

船宿が立ち並んだ場所にある長建寺は「島の弁天さん」の名で知られ、御本尊が弁財天というお寺です。こちらでは予定になかったご住職の貴重なお話を伺うことができました。

長建寺から川沿いを歩くと、川の向こう側に蔵が立ち並び絵はがきのような風景が広がっていました。

そして坂本龍馬ゆかりの旅籠「寺田屋」

鳥羽・伏見の戦いで焼けたあと再建され、現在も旅館として営業しています。お庭には

龍馬の像や石碑があり、激動の幕末期の雰囲気が感じられる史跡のひとつです。

 

 

《 京料理 魚三楼 》

昼食は伏見の町で愛されてきた名料亭で(花籠御膳)をいただきました。

京都らしく籠に入れられた小鉢にはお刺身,天ぷら、酢の物、炊き合わせ、煮物が彩りよく盛られ目でも楽しむことができます。たけのこの木の芽和えは御膳にひと足早い春の香りを添えていました。ふんわりとした蒸し寿司、かぶら蒸しもいただきながら、同席の方ともお話が弾み、皆様楽しそうにお料理を堪能されていました。

 

 

冬の穏やかな一日おしゃべりしながら散策し、お食事をご一緒することでご父母同志の交流も深まったことと思います。

また歴史の町伏見を歩くことでどこか懐かしい風情が感じられ、心落ち着く一日となりました。

 

いつも素敵な企画とわかりやすい説明をしてくださいます(株)らくたびの若村講師、

ご父母に同行して下さった横井先生、父母会事務局の皆様に心より感謝申しあげます。

 

中部支部長  佐野 葉子

お問い合わせ

同志社大学 経済学部父母会

〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入ル

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