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九州父母会レポート

2019年7月4日

 6月16日(日)、JR博多シティ会議室において48名の御父母のご参加のもと、「九州父母会」を開催いたしました。

 

 

 父母会会長の「13ヶ所の地方支部会で大学生活に対する疑問や不安を解消していただきたい。キャンパスツアーを企画している秋の就職説明会や京都観光にもぜひご参加いただきたい。」というご挨拶に続き、4年ぶりに博多会場にお越しいただいた父母会参与の教授から、大学での履修や活動の様子について、ご紹介いただきました。

 

 新島襄が好んだ「紅白梅」、八重の桜の「はるか桜」のキャンパス紹介から始まり、学部の年間スケジュール、単位履修、ワークショップ、海外フィールドワーク、ゼミ合宿、各年次においての注意点、進路状況、学部の4大プログラム(①海外インターンシップ②ディベート大会③ピジネスプランコンテスト④学生プロジェクト)等について、写真スライドをふんだんに使って学生活動の様子も見せていただきながら、細やかに且つ大変分かり易く、ご説明をいただきました。

 

 その中でも特に、2つのゼミが合同で実施した、初めて会ったもの同士が協力して紙のタワーを作って成果を出すというワークショップのお話は、学生の自主性と協力を重んじる同志社らしさが感じられる素晴らしい取り組みであり、私にとってたいへん印象的でした。

 

 

 次に、㈱マイナビの副編集長から「就職市場の実態と就職活動NGマナー」と題して、ご講演をいただきました。

 

 副編集長からは、①スケジュールとインターンシップ ②就職活動NGマナー ③Uターン就職の情報収集について ④ご家族に求められる支援という4つのメニューについて、就職活動の実態としては、大手企業の採用は引き続き厳しく短期決戦であり、一斉スタートの3月前までに自己分析やインターンシップ等しっかり準備を進めておくこと必要があること、メールマナー・電話マナー・面接時のマナー等について、SNS時代の学生は経験が無く知らないので、ご父母からも指導が必要なこと、情報収集には、就職サイトの活用・自治体情報の活用・WEB説明会等の活用が必要なこと、家族としては、助言や金銭的支援が必要で、3大NGといわれる過保護、過干渉、無関心に陥らないようにする必要があること等、就活のプロが持つ情報とノウハウをベースに大変参考になる貴重なお話をいただきました。

 

 また、ご父母からは、インターンシップや九州へのUターン就職に関する質問が出され、活発な質疑応答がなされました。

 

 さらに、2年前に吉本新喜劇のオーディションに受かり、すっちー座長の舞台に上がったことがあるというという事務長の絶妙トークで副編集長との掛け合いが始まり、同志社の海外インターンシップ、ALL DOSHISHA教育推進プロクラム、学生プロジェクト、緊張しないテクニック、必要な資格取得、就活終了後の過ごし方、企業が採用したい人材像について、面白おかしくご教示いただき、「今日のマイナビさんのトークはすごく良かった。」という事務長の締めの言葉で講演は終了しました。

 

 

 引き続いて、事務長から、学業・履修と成績の見方等についてご説明をいただき、先輩方のあいまいな情報に惑わされるのではなく、事務室から正しい履修情報を得る必要があること、大学でも予習復習が大切なこと、GPAについては、2~2.2 が真ん中、1.5下回るとかなりきつい、3.0を超えるとすごく成績が良いことなど、ご父母として学生の状況を確認する方法や留意すべき事項等について、分かり易くご説明いただき、皆さんのご心配やご疑問の解消に努めていただきました。

 

 

 最後の個人面談では、本学から4人の先生方においでいただき、各人の成績表を見ながら、個々具体的なアドバイスを頂戴いたしました。併せて学年別に分かれて、履修・ゼミ・就職・サークル等について、情報交換・意見交換を行い、ご父母同士の交流を深めました。

 

 お陰をもちまして、参加者からは、「こんなに楽しい会であれば、もっと早くから積極的に参加しておけば良かった。」との声も聞かれるぐらい盛会のうちに終了することができました。開催にあたりご尽力を頂戴しました、先生方、事務局の皆様、父母会の皆様、OB・OGの皆様に心から感謝と御礼を申し上げます。

 

 

九州支部長 冨田幸嗣

 

 

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