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京都父母会レポート

2016年7月28日

 2016年度 同志社大学経済学部父母会 京都会場が、7月16日(土)、同志社大学今出川キャンパスで開催されました。「父母会」には、北は石川県から南は鹿児島県まで全国各地から129名のご父母にご参加いただきました。

 初めに山川会長の挨拶をいただき、地方各地の父母会会場でのご父母の方との交流及び、ご父母からの参加して良かったとの多くの声についてお話しいただきました。

 

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 続きまして、経済学部長新関三希代教授にご挨拶をいただき、講演1としまして、「学業履修」についてご説明いただきました。 ゼミの学生が作成した動画で学生生活(バイト、サークル活動、ディベート等)を、紹介していただき、また学業履修については、アクティブラーニングの仕組みから、学年ごとの単位の取り方、成績表の見方、今時の学生の就職活動面接時での質問への対応能力等、わかりやすくお話ししていただきました。自分で考えて話す能力の必要性、目標(ゴール)を決めどのように進めていくか、経済学部の何を自分が勉強したかを伝える重要性を説明いただきました。

 

 

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 続いて、新関ゼミの学生3名による就職活動報告では、優秀な学生さん達の非常に興味深いお話しを聞くことができました。 内容については、インターンシップ、自己分析、模擬面接、SPIの勉強、エントリーシート作成等、やり方は三者三様ではありましたが、良かった点反省すべき点を織り交ぜた内容で、ご父母には非常にご参考になられたことと思います。

また3名共に、たくさんの業界、企業を見ることが如何に大切かをお話しされました。締めくくりとして新関教授より、親のサポートとしては経済面のみならず、過干渉を避けつつ見守り、精神的な支えになってあげることが大切とのことでした。

 

 

 ひき続き講演2では、「新島襄と同志社大学」としまして、布留川正博教授にお話しをいただきました。布留川教授は以前、同志社資料センターに従事されていたということもあり、新島襄の生い立ちから、同志社英学校開校までの経緯と壮大な情熱を非常に詳しくお話しいただきました。

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 なかでも、密出国した新島襄であるが、情熱ある活動に対しのちに日本政府から、正式に留学免許証を贈られたとのことで、如何に緻密且つ情熱を持ってアメリカで活動されたかの様子が窺われます。また、ラットランドで開かれたアメリカンボード年次総会の席で、日本へのキリスト教主義教育機関の設立を訴え、5,000ドルの寄付申し込みを得ました。その中の1名の農夫が訴えに大きな感銘を受け、所持していた帰りの旅費2ドル全額をジョーに使って下さいと渡し、歩いて帰ることを顧みなかったという話が、ラットランド・アピールとして語り継がれております。 翌年京都慶應義塾分校を誘致しましたが同年閉校し、その翌年、同志社英学校が開校しました。当初は聖書を授業科目に入れないことが条件であったとか、仏教勢力の反対運動に会ったこと、熊本で激しい迫害にあった熊本洋学校生徒(熊本バンド)の同志社への受け入れ、陰で神学教育を余科として放課後行われたこと等、神学への厳しい監視があったことの説明がございました。 このように、布留川教授より同志社設立開校までの苦難の道を丁寧にご説明いただきました。

 

 全体会はこれで終了し、2年次生から4年次生のご父母には、「個人面談」を、1年次生のご父母にはその場に残っていただき、沼井事務長によるお話しがありました。 「個人面談」には17名の先生方にご参加いただき、成績表をみながら、十分な時間、マンツーマンで学業、サークル、就職、卒業に関する不安や悩みの相談にのっていただけました。

 

 

ご参加くださいましたご父母の皆様、先生方、父母会事務局、朝早くから運営に携わってくださいました経済学部事務室の皆様、学生スタッフの皆様、有難うございました。

 

 同志社大学経済学部父母会では、このような父母会行事を、ご父母の皆様の意見交換の場として、どんどんご利用していただきながら、お子様や同志社大学へのご理解をより一層深めていただき、経済学部のキャンパスライフをぜひともお子様と一緒に楽しみ、有意義に過ごしていただければ、と思っています。 また、父母会では「父母会のご案内」に載せております活動内容をお読みいただき、ご興味のおありの方、ご協力いただけます方は、「委員の就任届」がありますので、ぜひお申込みください。ホームページからも登録可能です。

 

阪神支部長 伊藤碧梨

お問い合わせ

同志社大学 経済学部父母会

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