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「秋の就職説明会」レポート

2019年11月5日

　10月26日に開催されました秋の就職説明会は、京都時代まつりと重なっていたにも関わらず多くのご参加ありがとうございました。

　先ず、経済学部長からは、就職活動が価値観の変化から教育に圧力を感じられると率直な感想をいただきました。また、親の存在、影響力が大きく作用するので過干渉に決してならず子供の自立性を大切に良き話し相手でいてほしいとお話を頂きました。

 

 

　今回は3部形式となっています。

　第1部では㈱i-plug取締CFOの田中信明様とフリーアナウンサーの田名部真理様から「VUCA時代に求められる人材と変わる就活」についてディスカッション形式でお話しいただきました。

　今の時代を象徴する言葉、VUCAとは（変動制、不確実性、複雑性、曖昧性）の頭文字からできた言葉です。

　就活スケジュールの変更だけではなく日本企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、それに伴い企業が求める人材像や採用手法まで目を向ける必要性が出てきています。このような変化でオファー型就職サイトが注目を集めています。企業は専門性、個性の強い人材を求め小さな変化を大きなものとし一緒に変わろうとしています。その実態の統計データをもちいて解説していただきました。

 

 

　第2部は内定が決まっている学生３名より就活活動体験を聞かせてもらいました。就職活動の荒波を乗り越え内定を勝ち取った学生たちは生き生きと輝いていました。

　親に向けての言葉で印象に残ったのは、子供を信じてほしい。金銭的援助は大変にありがたかった。その二点です。肝に銘じました。

 

 

 

　第3部は全日本空輸㈱京都支店長、山口智啓様から「ANAのビジョンと人材戦略」についてお話いただきました。

　個性を大切に、変化を恐れず、前に前へ進んできたANA。成長戦略を担う人材はただの良いひとではつまらない。変化を恐れず戦いに挑む底力こそ必要だと。

 

 

　秋の学びにピッタリの盛沢山のお話で時間が足りない程、アッと言う間に過ぎ去りました。大幅な時間オーバーにも関わらず最後までお付き合いありがとうございました。皆様大変ご満足いただけたと思います。

 

 

副会長・中部支部長

 

石突  泰子

 

 

 

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