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京都観光レポート

2019年11月12日

10月27日(日) 千年の都『京都』を歩く父母会特別散策

 

 

比叡山山麓の美しい名庭めぐり≪詩仙堂≫≪圓光寺≫

若狭街道ゆかりの≪山端 平八茶屋≫で味わう名物料理

 

 今回お天気に恵まれ、叡山電鉄「叡電」に乗り、美しいお庭・音(水琴窟・鹿おどしの音など)、懐石料理へたくさんのご父母の方々とご一緒し、楽しく有意義な一日を過ごして参りました。

 

 

<一乗寺>

 地名となっている一乗寺は、今から1200年前に”一乗寺“という大きなお寺(現在は廃寺)がかつてあったことに由来します。

・雲母坂(きららざか)

 多くの名僧が難所である雲母坂を経て比叡山を目指した道です。

 徒歩約3時間で山頂に行けます。階段や手すりがあり自然歩道が登れるように整備されています。機会がありましたら自らの足で挑戦してみたいと思いました。 

・一乗寺下がり松

 松の下で、江戸初期 宮本武蔵が吉岡一門の数十人と決闘したという伝説がのこされてます。昔から比叡山などへ向かう旅人の目印として植え継がれてきた松で、現在は5代目です。

・八大神社

 宮本武蔵が“一乗寺下がり松”決闘の前に祈願した神社です。戦いにちなんだ神社で必勝祈願の神社です。 

 

 

 

<詩仙堂>

・丈山寺―詩仙堂(通称)

 鹿おどしを考案した文人武将の山荘。文化人に好まれた地域、自然豊かで清々しさが感じる地で、石川丈山が余生を暮した場所です。創建当時の姿をほぼ残しており、平屋の建物ですが回遊式庭園で、お庭の手入れも行き届き、丈山のセンスの良さを感じました。静けさの中にコーンと竹筒の音が響く“鹿おとし”の音が圧巻でした。

 

 

 

<圓光寺> 

・大きな境内には、奔龍庭(白砂の庭)・十牛之庭が広がっています。勉学研修道場として創建、古くは圓光寺学校であった。当寺では、徳川家康によって寄贈された一番古い木版活字(木に文字を彫るー国重要文化財)を所蔵。境内には澄んだ音を響かせる水琴窟や四季折々の花々が咲き苔むした地面、にっこり微笑むわらべ地蔵などの日本庭園(観賞式庭園)、お庭横を登りましたら京都市内が一望でき、絶景でした。何度も訪れたい場所となりました。

 

 

 

<若狭街道ゆかりの≪山端 平八茶屋≫で味わう名物料理>

 歴史の重みを感じる正面入口をくぐりますと、川の流れの音が聞こえました。

 若狭街道小さな茶屋として始め440年続く老舗にて、名物麦飯とろろ汁・伝統の技、季節の懐石料理を美味しくいただきました。

 

 

 

 

 お天気に恵まれ、土の香り・研ぎ澄まされた心地よい風の音・森林生み出した和の香り・いろあせない凛としたお庭・美味しい懐石料理など五感を刺激することができました。

 心を揺さぶられることが少なくなってきましたが、今回気持ちがほぐれて綺麗な感情を取り戻すことができた旅でした。

 

 

すてきな企画・わかりやすい説明をしてくださいました(株)らくたびの若村講師 

ご父母に同行してくださった横井先生、父母会事務局の皆様に心より感謝申しあげます。

 

 

副会長 杉野直美

 

 

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