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就職説明会レポート

2015年5月28日

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 5月16日土曜日1時より、380名のご父母の方々がご参加され、春の就職説明会が開催されました。2016年卒業予定者向けの就職活動が始まって3カ月。関心の高さを感じました。

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 第1部では、株式会社リクルートキャリア就職ジャーナル編集長 大黒光一様より「現在の就職環境とその変化」の講演をしていただきました。
今年から①学習時間の確保②留学などの促進③インターンシップ等のキャリア教育の早期実施の期待等の理由から、就職活動のスケジュールが3月解禁となりました。それに伴い、エントリーシート、履歴書提出の締め切りが集中したり、企業の採用スケジュールが一律でない可能性もあり、学生の方々は、大変戸惑っています。
エントリーシートの書き方、承諾書をどうしたらいいか。ビジネスカジュアル、クールビズはどんな服装?また就職活動費用はどれくらい必要?といった疑問を抱えています。そういった場合、キャリアセンターに相談に行ってみたら?と一言アドバイスしてあげて欲しいとのことでした。
 インターンシップ枠という言葉ができたくらい、インターンシップの重要性も高まってることを強調されておられました。
就職面接で大事なのは、第一印象。表情や身だしなみがとても重要なため、靴の汚れ、ハイヒールの慣れ、お化粧など、さりげなく指摘してあげてくださいとのことでした。
 ご父母の方々は面接官、社会人の先輩、企業人として、学生のサポーター兼アドバイザーになってあげて欲しいとのことでした。それは主婦のお母様にも充分できることです。そして、この頃エントリーシートの項目に働く意義、仕事に関する質問がされることがあるので、日常生活の中で社会人の先輩として就業感、職業感をさりげなく話してあげて欲しいとのことでした。
ご自身のお嬢様が現在4回生で就職活動真っ只中の折、親としてのお気持ちも交えての講演でした。4回生のご父母様だけでなく、本当にありがたいお話でした。昔と就職活動が違い、学生の方々の大変さも痛感し、親として少しでも良きアドバイザーになれるようにしたいものです。

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 次に学生主任、経済学部教授 和田喜彦様より同志社大学の就職支援と経済学部における課外の取り組みについて説明していただきました。
キャリアセンターの説明を詳しくしてくださり、多種多様な講座、企画をされているので活用してもらいたいとのことでした。
例えば、学生プロジェクト、ディベート大会、ビジネスプラン大会、海外インターンシップ、検定試験受験料補助などです。

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 第2部では、キャリアパリューズキャリアカウンセラー山本しのぶ様と、ローカルキャリアカフェ川人ゆかり様の就職支援の現場から見た就活のリアルについて対談がありました。
学生の悩みは、自分の強みをアピールできる経験がないということでした。そのためには、目的意識を持って学生生活を送り、社会に目を向け、目上の方と交流することが大切です。
保護者の方々ができることは精神的に見守り、お子様が望むなら、アドバイスや情報提供をして欲しいとのことでした。その際、くれぐれも押し付けは良くないとのことでした。説明会や面接の交通費、スーツなど経済的なサポートをしてあげて欲しいとのことでした。

 経済学部父母会では、5月30日から地方で父母会も開催されます。みなさま、ふるってご参加していただけたらと思っております。

副会長 成田 雅代

 

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