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秋の就職説明会レポート
2024年11月19日
2024年10月26日、同志社大学今出川校地寒梅館ハーディーホールにて、「秋の就職説明会」が開催され、オンラインも含めて多くの方にご参加いただきました。
第一部は、同志社大学キャリアセンター所長から、「同志社大学の就職状況とキャリア支援」について講演をいただきました。
好景気もあり全体としては売り手市場ではあるが、企業は「高度人材」を期待し、「数から質」を重点にしており、環境が厳しいことは変わりないとのことでした。
就活の早期化、長期化、多様化等について説明があり、3年次生の夏のインターンシップが定着してきたことへの報告がありました。
父母の皆様へは、就活長期化のなか、「沼化」に対する子供との共感の大切さと経済支援のお願いがありました。
最後に、同志社の学生には、東京や世界のトップ企業にもっと「チャレンジする気持ち」を持って欲しいとの力強いエールをいただきました。
第二部は、経済学部谷村教授から、「学生生活と就職活動」について講演をいただきました。
就職する業種は、メーカーは変わらず多いが、金融は近年低下傾向、経済のサービス化を反映してマスコミ・情報・サービスが増加し、親時代とはかなり企業イメージが異なっているようです。活動開始は3年次生の5~6月頃が多いようで、まずエントリー企業の情報収集、自己分析、エントリーシート作成、テスト対策から始め、平均30社にインターンシップの申込みをしていたとのことです。
参加して良かったこととしては、業界が理解できたこと、会社の雰囲気がわかったとの声が多かったようです。
反対に困ったこととしては、スケジュール調整、選考の不透明さ、メンタルコントロール、金銭面をあげる学生が多かったとの話です。
就活は、早すぎるのもどうかと思いますが、やはり早く始めることと、インターンシップにとらわれすぎず本選への準備をしっかりすることが大切だそうです。
最後に、東京・大阪駅の本校サテライトの活用と、父母は余計な口出しをせずに見守って欲しいと笑顔で締めくくられました。
第三部では、内定が決まっている4名の学生より就活体験を語っていただきました。皆さんに共通するのは、父母との距離感や金銭的な援助への感謝でした。
質問会では、「就職先を決めた理由」や「プレゼンで大切なことは何か」などの質問が出て、大変有意義な機会となりました。
今回の就職説明会も盛り沢山な内容で、あっという間の時間でした。
関係者の皆様、講演会に際しご尽力いただきましたことに感謝申し上げます。
副会長 黒田 由美子
お問い合わせ
同志社大学 経済学部父母会
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