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クリスマス・イルミネーション点灯式レポート
2025年12月5日
京都の冬の風物詩ともいわれている、今出川キャンパスのクリスマス・イルミネーション。
そのイルミネーション点灯式は、毎年、学生はもちろんのこと、多くの地域の皆様に見守られる中で、厳かかつあたたかな雰囲気に包まれた中で行われるステキなひと時です。経済学部父母会では、今年も昨年に引き続き、点灯式に合わせてイベントを開催いたしました。今年も多くのご父母の皆様にご参加いただき、クリスマス前に父母同士の再会や新しい出会いの場となりました。
点灯式の前に、今出川キャンパスにある「3つのチャペル」を見学しました。
初めに、重要文化財である「同志社礼拝堂」を見学しました。
1886年に建築され、美しいステンドグラスが目を見張る建物で、プロテスタント礼拝堂では日本最古のものと言われております。
キリスト教文化センター准教授、森田喜基先生よりチャペルにまつわるお話とともに、肖像画について詳しくお話をしていただきました。
次に、普段はなかなか入ることのできない「神学館礼拝堂」を見学しました。
こちらでは、森田先生から「3つのシンボル」についてご説明がありました。
イエスの受難を表す「茨の冠」、正面のステンドグラスは田中忠雄画伯によるもので、最上段には再臨のキリスト、使徒パウロとペテロ、4人の福音書記者、そして日本を表す「だんだん畑」が描かれています。そしてステンドグラスの傍らには田中忠雄画伯の絵画があり、キリストを見上げて人々が手を合わせているように描かれています。
最後に見学したのは、重要文化財の「クラーク・チャペル」です。
パイプオルガン奏者、加藤真子先生からは、オルガンの音が出る仕組み等のお話を丁寧にしていただいたのち、パイプオルガンを演奏していただきました。日常では決して味わうことのできない非常に貴重な体験であり、荘厳な演奏にご父母の皆様は聞き入っていました。
そしていよいよ点灯式へ
サンクタス広場のヒマラヤスギの前では、聖歌隊の讃美歌の合唱が始まりました。牧師としての森田先生が聖書の一説を朗読され、いよいよ点灯の瞬間が近づき、一同は、静かにその時を待ちます。
カウントダウンのなか、その瞬間が訪れ、イルミネーションが美しく点灯されました。大きな歓声と拍手が沸き起こり、重要文化財の建物をバックに巨大なクリスマスツリーが浮かび上がります。皆が温かい雰囲気、笑顔に包まれながら、イベントは終了となりました。
平日の行事でしたが、今回も多くのご父母の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。
イベントの開催にあたり、お忙しい中お話をいただきました森田先生、演奏していただきました加藤先生、事務局の皆様に心より感謝申し上げます。
副会長 黒田 由美子
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同志社大学 経済学部父母会
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