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春の就職説明会(2015年5月16日開催)質疑応答について
2015年6月25日
講演会後に寄せられたご父母の皆様からのご質問に対して、株式会社リクルートキャリア 就職ジャーナル編集長 大黒光一様と経済学部・学生主任 和田喜彦教授からご回答をいただきました。
Q1.
息子が体育会系のクラブに入っており、インターンシップに参加できません。出遅れてしまわないか心配なのです。
A1.
体育会系の就職活動は、先輩や監督が就職を指導・斡旋してくれるなど、独自の採用ネットワークがあります。また、クラブ活動に一生懸命に打ち込む体育会系の学生の採用ニーズは、企業間で高まってもいます。どれだけ頑張ったかが企業へのアピールになる体育会系は、発想を転換させて、クラブ活動に徹底的に打ち込ませてあげることが、逆に就職活動には有利に働くのではないかと思います。
Q2.
3年次生の秋から留学に行く場合、就職活動では不利になるのでしょうか?
A2.
目的をもって留学へ行く場合、就職活動で不利になることはありません。大手企業ほど留学経験を重視していて、それは単なる語学力だけではなく、異文化に触れてこそ成長する人間力の方に重きを置いているからです。長期の留学は大学生のうちにしかできません。留学先でたくさんの経験を積んで、それを語れるものにして帰ってくれば、企業への強いアピールとなり、いい結果に結びつくと思います。
Q3.
大学の講義とインターンシップが重なった場合、出席日数は配慮してもらえますか?
A3.
これは各担当教員の判断によりますので、事前に相談されてください。インターンシップが正規科目の場合、追試験を受けることができます。また、正規科目ではなくても、インターンシップが選考に関わるものであると企業が証明してくれた場合、追試の対象と認められることがあります。
Q4.
インターンシップに参加するためには難しい選考があると聞きます。突破するためのアドバイスをお願いします。
A4.
よく勘違いされるのが、インターンシップと就職活動の採用基準は異なるということです。インターンシップはインターンシップのプログラムに参加するための志望動機ですから、その企業に就職する際の志望動機とは異なります。ですので、その企業のプログラムの内容をきちんと理解して、どういう目的で応募したかのかをエントリーシートに書くようにすれば通りやすくなるのではないかと思います。
Q5.
就職活動生全員が参加するには、インターンシップの数が足らないと聞きましたが、実際のところいかがでしょうか?
A5.
残念ながら、学生全体の3割ほどしか参加できる枠がないのが現状です。しかし、まずはインターンシップの説明会に参加することが大切。そこに行けば、インターンシップで具体的に何をするのかや、どういう人たちが働いているのかがわかり、インターンシップに参加するかどうか、あるいは就職を志望するか否かの大きな参考になるからです。また、インターンシップの説明会に参加した学生にだけ、その後の採用情報が送られてきたというケースも多く見られますので、興味のある企業のインターンシップ説明会には広く参加されることをおすすめします。
Q6.
留年していたら、採用では不利になりますか?
A6.
留年について企業はそれほどこだわってはいません。また、浪人している場合も同様です。ただ、2年続けて留年となると、「反省をしない人間だ」という印象となり、あまり良いとはいえません。留年している場合は、「留学に行っていた」、「資格取得のために勉強に打ち込んでいた」、「クラブ活動を頑張っていた」など、きちんとした理由が必要になりますので、それを語れるようにしておくと試験官への印象も変わると思います。
Q7.
インターンシップにはどういう服装で参加すればいいのでしょうか。
A7.
インターンシップに際しての服装は、業界や業種によって様々です。これについてはキャリアセンターがそれぞれの業界にふさわしい服装を把握している場合がありますので、お子さまがお困りの際には「キャリアセンターに相談に行ってみたら?」と、背中を押してあげてください。
Q8.
Uターン就職に関する情報はキャリアセンターのホームページにありますか?
A8.
はい、あります。「e-career(イーキャリア)」では、県(地方)別・業種別など、項目を細かく指定した上で該当する求人情報を検索することができますので、ぜひご活用ください。ただ、その際は学生さんのユーザIDが必要になりますので、ご一緒にご覧になられるといいかと思います。
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