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鹿児島父母会レポート

2015年9月28日

　2015年7月25日(土曜日）、宝山ホールに於いて、１0組１2名のご父母の皆様にご参加頂き、鹿児島会場父母会を開催致しましたので、ご報告申し上げます。

　大学より、竹廣学部長を始め、3名の先生方、沼井事務長、事務局の谷口様、そして、父母会本部から、森田会長、古世副会長、がご出席くださいました。

　今回、父母会に先立ちまして、沼井事務長の司会により、グループに分かれてミニ懇談会を行いました。
　自己紹介の後、サンドイッチとコーヒーを頂きながら、子ども達の学業の様子、サークルや、就職活動のこと、また同じ鹿児島から、遠く親元を離れての学生生活で心配していることや、不安に感じていることなどを分かち合いました。どのグループからも、笑い声が聞こえ、鹿児島弁の会話がはずむ和やかな雰囲気の会になりました。

　続いて開会された経済学部父母会では、初めに父母会の森田会長に挨拶頂き、次に、竹廣学部長に、ご挨拶と教職員の紹介をして頂きました。

　引き続き、鹿児島県 商工労働水産部雇用労政課 主幹兼雇用促進係長 波之平　洋一氏に、「鹿児島の雇用環境について」というテーマで、ご講演頂きました。
　鹿児島の雇用情勢は上向いており、たいへん明るい状況にあることを、全国と鹿児島県の有効求人倍率 の推移を示して頂きながら、ご説明頂きました。そして、ＵＩターンかごしま＆鹿児島県内就職合同面接会などの具体的な情報や、 採用選考に際し、 企業が重視するポイントについて,お話くださいました。
　また、都会の生活から改めて鹿児島への魅力を感じて、鹿児島で就職した方々の生の声を集めた情報誌 「鹿児島☆ＵＩターンガイドブック」や、「GOOＤ　ＷOＲＫ ＫＡＧOＳＨＩＭＡ」 を紹介され、就職に関する悩みを解決する一助となれば幸いですと、締めくくられました。

　次に、谷村教授に「学業履修」について、ご説明頂きました。
　成績表の見方や、確認のポイントについて、分かりやすく教えて頂き、グローバル化、国際化に対して強い関心を持つ本学経済学部生の特徴についてもお話くださいました。
　実践的な学びである学生プロジェクト活動、ディベート大会やビジネスプラン大会、また、海外インターンシップについても、詳しくご説明くださいました。

　最後に、竹廣学部長が本学の文系学部、経済学部の就職状況について、詳しくお話くださいました。企業規模ごとの採用状況について、「中堅・中小企業」の求人数は上向いているが、「巨大企業・大企業」の採用状況は、あまり変化はみられないということでした。
　就職活動で慌てないためには、時期が異なってきた就職活動のスケジュールをおさえて、早い時期から、キャリアセンターの支援プログラムを活用してほしいとアドバイスくださいました。
　また、学業を疎かにせず、自分の強みを伸ばしていけるゼミ選択を慎重に行うこと、主体的に学び、問題認識力、問題発見力を高めることが大切だということ、そして、就職をゴールと捉えるのではなく、長期的視野でキャリアを考えてほしいと強調されました。

　父母会終了後、竹廣学部長、谷村教授、大野教授の３名の先生方が、個人面談をしてくださいました。２年生以上のご父母の皆様は、成績表を見ながら適切なアドバイスを頂き、１年生のご父母の方は、ゼミ選択や、留学に関してなど、いろいろな質問に丁寧にお答え頂きました。

　個人面談の待ち時間に、森田会長を囲んで懇談された保護者の皆様から、「大学生活サポートのポイントを聞くことができて良かった」という喜びのお声や、「参加して大学のことがよく分かった。」などのお声を頂き、充実した時間をお過ごし頂けたのではと、嬉しく思いました。

　お忙しい中、ご参加くださいましたご父母の皆様、誠に有難うございました。

　最後になりましたが、遠く鹿児島まで、猛暑のなか早朝よりおいで頂きました先生方や役員の皆様、開催準備にご尽力くださいました沼井事務長、事務局の谷口様に、心より感謝申し上げます。

九州支部長　林　りか

 

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