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2015年度第2回教育講演会レポート

2016年4月14日

 2016年3月5日(土)今出川校地良心館103番教室において、第2回教育講演会が開催されました。
予定を上回る192名の参加となり、盛会となりました。

 

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  第1部では竹廣学部長より、経済学部での課外活動の取り組み・目的・その効果と期待について伺いました。 課外というように、単位がつくわけではないが、取り組むことにより多くのものを学ぶことができること、チームで取り組むものが多いこと、チームでなくても他の人と関わることが多いなど説明していただきました。
課外活動の具体的な取り組みについては、和田美憲先生からは、海外インターンシップ、ビジネスプラン大会について説明して頂き、体験は自信にもなるし、就活の時にも企業の方が関心をもってくれる、自分のスキルアップの為にも参加してほしいとの事でした。
佐竹先生からは、学生プロジェクト、e-staff2015について、北川先生からは、ディベート大会について詳しく説明して頂きました。これまで、学生プロジェクト、ディベート大会などの言葉を聞くことはありましたが、分かりやすく解説して頂き、大変興味深いお話でした。

 

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 第2部では、「同志社大学のキャリア支援と就職状況」について、田中キャリアセンター所長より、就職実績や、就活スケジュール、就職活動の基礎知識、キャリア形成支援と就職支援について具体的なデータを示し説明して頂きました。
日本の99.8パーセントが中小企業であり、堅実な中小企業、素晴らしい企業がたくさんあることも伺いました。 親として、優しく、穏やかに、どんな会社なのと聞いてみてということでした。
子どもが嬉しそうに話していれば大丈夫、迷っているようならキャリアセンターに行ってみてというアドバイスを頂きました。

 

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 続いて、課外活動に取り組んだ学生から具体的な内容の発表をして頂きました。
実際に、どのようなことをしてきたのかを知ることが出来ました。 それぞれの体験を通して、ビジネスについてより理解が深まった、人前で発表することに自信がもてた、調べる力、議論する力を学べた、就活にも役立った、面接でもはきはきと話すことができ、自信をもって言えたなどの意見を聞くことが出来ました。

 

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 特別講演として[ANAのビジョンと人材戦略]について、ANA京都支店支店長 山口 智啓様よりお話を伺いました。
ANAが日本人を採用しているのは、日本を知っているからであり、日本を知らない人は、世界を語れないとのことでした。海外に目を向けることも必要ではあるが、自分が京都にいるなら、先ず京都の事を知る、自分の立ち位置を理解しておいて欲しいということを聞きました。入社してからこんなはずではなかったと思った人は、1年以内にやめることになり、生涯賃金が必ず下がることになってしまう。
面接官は何をみるかというと、エントリーシートと齟齬がないか、表面的なものではないか、伸びしろがあるかどうかということ。自分を作って会社に入っても、長くもたない。自分がその会社に入ったときのイメージを持てない会社だと、もたないということでした。
面接では、ありのままの人間を評価してもらうのが良く、それが会社に入ってから居心地が良いことにつながっていく。自分をそのまま出せることになる。就活では、学生は選ばれる側ではあるけれども、自分が会社を選ぶということを忘れないで就職活動をして欲しいというということでした。


 今回、貴重なお話を聞くことが出来、大変参考になりました。 先生方、発表して下さった学生の皆様、ANA京都支店支店長山口様、お世話下さいました事務局の皆様に感謝申し上げます。

北陸支部長  西野 幸枝

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