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浜松父母会レポート
2016年9月6日
平成28年9月3日(土)お天気にも恵まれ、浜松市のTKP浜松アクトタワーカンファレンスセンターにて父母会を開催させて頂きました。大学からは谷村智輝教授、経済学部事務室より沼井事務長、父母会事務局より谷口さん、そして父母会からは山川が出席させて頂きました。
谷村教授の父母会参与のご挨拶の後、学業履修について「成績表だからわかること。」のご講演を頂きました。はじめに、大学(生)をめぐる社会的要求の変化、そして経済学部生の特徴(キャンパスライフに関する調査)について伺いました。経済学部の学生は他学部の学生に比べ、トータルで学生生活の満足度を高めたい意識がある。大学内での学習スペースについても、例えばラーニングコモンズ等の利用率が高い、外国に興味を持つ学生が多い等というお話と、自宅で学習する時間や読書量については二極化しているのではないか、というお話を伺いました。
次に、離れて暮らしているお子様の学生生活は成績表から見る事も出来るというお話を伺いました。近年の留年率は下がっているが18%程有る。「導入科目」(基礎演習など)、「語学」(2類)、「教養科目」(3類)の履修状況を確認する事が大切で、GPAから学生生活の見直しを促すこともあると伺いました。 学生生活の改善や充実のためには、ロール・モデルを見つけて欲しい。多くの学生は、3年次生の9月から12月にかけて将来について考える時期を迎える、ご父母も学生も大切な時間にして欲しいとのご意見も伺いました。そしてご父母の皆様の相談窓口として、父母会利用メリットについてもお話し頂きました。
続いて、静岡県 経済産業部 就業支援局 雇用推進課長 花井利恭様より「”ふじのくに”づくり 静岡県へのUターン就職ガイダンス」のご講演を頂きました。 静岡県の県内Uターン率は概ね40%前後で推移している。そして静岡県はモノづくり県静岡とも言われ、製造品出荷額等での順位は全国4位である事等のお話と、Uターンの就職活動では「時間」「エネルギー」「お金」等がかかる。保護者にはそれぞれ必要なサポートをして欲しいとの意見を頂きました。また静岡県での就職バックアップ情報として、しずおか就職net、しずおかジョブステーション、保護者向け支援として「しずJOBサポート」、保護者セミナー等のご紹介も頂きました。
花井様への質問も多数あり、お子様お2人を就職させたご経験からの私見としてお答えも頂きました。例えば、花井様はどの様な学生を評価しているかとの質問では、面と向かい話しが出来る事、やる気を感じられる事、実直な学生に好印象である等のお答えでした。そして、Uターン就職は有利なのか不利なのかとの質問で、もし有利であるとするならば、何を売りにすれば良いのかとの質問では、地元にずっといた学生よりも県外で学んだ学生がUターン就職として採用される可能性が高いのではないかとのお答えを頂きました。また、就職活動では「落ちる経験も大切だ」という大変心強いお言葉も頂きました。
公務員志望の学生のご父母の方へは、特に踏み込んだ内容でのアドバイスも頂け、少人数の父母会ではありましたがご父母お1人お1人の質問時間も多くあり、とても充実した内容になりました。
最後になりましたが、お忙しいなかご参加くださいましたご父母の皆様、先生方、そして父母会浜松会場を開催するにあたりご協力くださいました事務室、事務局の皆様に感謝申し上げます。
父母会会長 山川恭美
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同志社大学 経済学部父母会
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