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宮崎父母会レポート

2016年10月18日

2016年9月25日(日曜日)、KITENビルコンベンションホールに於いて、6組7名のご父母の皆様にご参加いただき、宮崎会場父母会を開催致しましたので、ご報告申し上げます。

 10月を目の前にして、まだまだ暑さの残る中、大学から父母会参与の竹廣 良司教授にご出席を賜り、また、大学事務室から、沼井事務長、佐久川様、父母会より、亀崎九州支部長がご参加くださいました。

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 初めに、竹廣 良司教授に父母会参与ご挨拶を頂戴し、続いて「本学の就職状況」についてご講演頂きました。

 
 本学の文系学部である経済学部の最新就職状況について、詳しくお話くださいました. 企業規模ごとの採用状況について、「中堅・中小企業」の求人数は上向いており、売り手市場は続くが、「巨大企業・大企業」の採用状況は、あまり変化はみられず、依然厳しい状況が続いている。来春採用の見通しについても、「求人倍率」は1,74とリーマンショック前の水準に及ばないまでも昨年度の1,73から、引き続き改善している。従業員1000人未満の企業の求人倍率は、2,49(昨年度2,38)と高いが、一方で1000人以上の大企業では0,90(昨年度0,92)と低くなっている。特に従業員300人未満の企業では、4,16(昨年度3,59)の求人倍率、5000人以上の企業では0,59(昨年度0,70)と極端に差があり、大企業以外の中堅企業も視野にいれておくと良いとお話くださいました。

 

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 そして、短期決戦のように見える就職活動は、インターンシップの形態で学生を集め、早期選抜準備を始める企業が増加しているなど、実は長期化していること、2015年度(2016年4月採用)経済学部就職率、業種別就職状況について、また、男女別・規模別の詳しい状況についてもご説明いただきました。

 就職活動で慌てないためには、就職活動のスケジュールを押さえ、早い時期から大学キャリアセンターの支援プログラムを活用してほしいとアドバイスくださいました。
 また、就職活動に集中するためにも、1年次生から学業を疎かにしないこと、自分の強みを伸ばしていけるゼミ選択を慎重に行うこと、主体的に学び、問題認識力・問題発見力を高めることが大切だということ、そして、就職をゴールと捉えるのではなく、長期的視野でキャリアを考えてほしいと強調されました。
 最後に、家族の先輩社会人としてのアドバイスや、家族だからできる心の拠り所としてのサポート、経済的サポートが大きな力になるというお話をされ、心配なことがあったら、経済学部事務室まで、遠慮なく相談くださいと締めくくられました。
 ご講演後、学業履修や卒業就職後の離職についての質問にも、丁寧にお答えくださり、成績表から見える学生生活についても解説頂きました。

 

 

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 また、父母会開催前・終了後に、竹廣教授が、全員個人面談をしてくださり、春学期の最新成績表を見ながら、それぞれの学年に応じた適切なアドバイスや、単位についてのいろいろな質問に具体的にお答え頂きました。

 個人面談の待ち時間には、沼井事務長より、成績表の見方についての解説、そして、学生プロジェクトのひとつとして、1年次生が企画した企業とデザイナーさんとのコラボ商品『焼きチョコ、いかがどす』について、経済学部生の積極的な活動をご紹介くださいました。

 その後、自己紹介からスタートしたグループ懇談では、個人面談が終わられたご父母の皆さんも再び加わってくださり、個人面談終了後は、竹廣教授を囲んで和気あいあいと、同じ地域のご父母同士、お子様の近況、いろいろな心配ごとを分かち合う和やかな時間となりました。


 ご父母の皆さんから、「大学生活サポートのポイントを聞くことができて良かった」、という喜びのお声や、「参加して大学のことがよく分かった。」などのお声をいただき、充実した時間をお過ごし頂けたのではと、嬉しく思いました。お忙しい中、ご参加くださいましたご父母の皆様、誠に有難うございました。
 最後になりましたが、早朝より宮崎までお越しいただきました竹廣先生、役員・委員の皆様、開催準備にご尽力くださいました沼井事務長、佐久川様に心より感謝申し上げます。

                     
                                    

父母会 副会長 林 りか

 

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