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高崎父母会レポート
2017年12月7日
平成29年11月25日(土)、群馬県高崎市の新島学園短期大学において、経済学部父母会高崎会場が開催されました。
始めに八木教授よりご挨拶していただきました。
①良心学研究センターについて
良心学研究センターは良心教育に関して道徳的だけでなく、科学的に研究を進めているセンターです。良心学講座では良心の実践を学びます。
現代において重要な意味を持つ、経済における善と悪についての論議を説明していただきました。
例えば食品偽装や粉飾決算は、利益を追及することによって引き起こされるものですが、かえって経済における効率性が失われて、取引が非効率になります。信頼が崩れると組織も動かなくなってしまいます。
②新しく導入される「京都課目」について
文化庁の京都移転もあり京都の歴史的重要性が注目されています。
例えばアップル創業者のスティーブジョブズ氏は禅の思想を持っており、「iPhone」のデザインも禅の理念から考えられました。
歴史的な土壌の上で京都を理解し、日本文化を世界に発信する上で京都を学ぶことが大切です。
京都を本質的に深く理解することで、新たな時代的転換を授業に取り入れるようにします。
続いて講演『群馬県へのUターン就職について』
群馬県若者就職支援センター(ジョブカフェぐんま)Gターン全力応援事業担当、赤根 正太氏に講演していただきました。
ジョブカフェぐんまではキャリアカウンセリングで個別相談を受けています。
同志社大学の群馬県出身の学生の7割は群馬に戻って就職したいと考えています。が実際に群馬に戻ったのは学生の3割です。あとの4割の人が戻らなかったのは、リクナビ、マイナビの情報がメインなので、群馬の企業の情報が集まらなかったのが原因です。
ジョブカフェぐんまを利用して情報を集め、群馬の企業のインターンシップや交流会、イベントに参加してみるといいでしょう。
赤根氏によれば、就活において親が一番身近なアドバイザーとして、同志社大学のキャリアセンターを一番に利用するように子供に伝えることが大切であり、納得感を持って就活を進めてほしいとのことです。
Uターン就職を考えている学生にとって、ジョブカフェぐんまのような身近に就職支援をしていただける場所があるのは心強いと思いました。
続いて、経済学部4年次生、中西 麻祐さんに学生生活についてお話していただきました。
大学生活、留学、海外インターンシップ、就活のことなどリアルな話を盛り沢山にしていただき、父兄も大学生の様子をよく知ることができました。中西さんは就活までの学生生活を自分が得意なもの、興味あることは何だろうと考えながら、時間を無駄にしないで過ごしてきた様子がよくわかりました。
就活では①自己分析をする ②ありのままの自分を出す ③自分に自信を持つ ④就活を楽しむことが大切と話されました。
この後、閉会をして個人面談に移りました。
八木教授に個人面談をしていただき、個々に成績通知書を見ながら具体的にお話していただきました。
今回の父母会高崎会場では、遠く京都から八木教授、事務局の方々にお越しいただきました。
おかげさまで、アットホームで有意義な会とすることができました。
本当にありがとうございました。
東日本支部長 鈴木 裕美
お問い合わせ
同志社大学 経済学部父母会
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