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京都観光レポート

2018年6月26日

5月13日(日)、千年の都『京都』を歩く≪京都御所≫イヤホンガイドで講師が生解説する特別見学と春の京料理を堪能する西陣の老舗料亭≪京料理 萬重≫に、70名のご父

母の皆様、並びに事務局の方々とご一緒させて頂きました。

当日は、午前中は生憎の雨になりましたが、イヤホンガイドを活用した生解説のお陰で、ガイドブック片手に個人観光することでは味わえない、非常に充実した特別見学となりま

した。ガイドを務めて頂いた㈱らくたびの若村講師には深く感謝致しております。

 

 

□京都御所

地下鉄・今出川駅 南改札前に9時30分に集合し、徒歩で京都御所に向かいました。

以前、個人で何回か来ていたのですが、今回初めて、出入口近くの売店内に荷物を預ける

無料ロッカーが有ることをガイダンスで知り、大変重宝致しました。

その後、御車寄(高位の貴族等が使用した玄関)、諸大夫の間(参内者の身分で控えの間が異なる)と観て回る内に、紫宸殿(最も格式の高い正殿)見学時には晴れ間が覗く場面もあり、講師の解説と合わせて、まるで自分が過去の時代の御所内にタイムスリップしたかのような錯覚に、震えるような感動を覚えました。

また、紫宸殿、清涼殿、小御所等で随所に挟まった、歴史の生解説は、当時の宮中の天皇、公家、女官、武士等の仕事や楽しみ等、往時を想像するに十分興味をそそるもので、久しぶりに、紫式部の『源氏物語』の口語訳を読んでみたいと思いました。

 

 

□京都御苑

今年の、NHK大河ドラマ『西郷どん』でも度々登場した、近衛邸跡を訪れた際には、そこに現存する桜の古木を見て、幕末、西郷隆盛も同じ桜を見たに違いないと確信しました。

改めて、子供達の学び舎の徒歩数分圏内に歴史遺産があることに感銘を受けると共に同志社大学にご縁を頂いて、京都で学んでもらう意義について考えさせられました。

 

 

□相国寺

臨済宗相国寺、時の権力者、足利義満の力が如何に強大であったかを窺い知ることが出来ました。七重大塔(109.1m)や大伽藍が落雷や度重なる戦で焼失したのは非常に残念です。

 

 

□室町第跡(室町幕府・花の御所跡)

今出川キャンパスから烏丸通りを挟んで、その跡地が始まると知って、本当に学び舎が歴史的な場所の跡地に建つ、日本、世界に類を見ない素晴らしい大学であると感動致しまた。年間約2850万人以上の外国人観光客の方が訪日され、2020年度には年間4000万人の訪日観光客を見込む時代において、東京、大阪でなく、歴史文化1000年の都で

ある京都にメインキャンパスを置く同志社大学で勉学に励む機会を持てる事は、将来、子供達にとって、有象無象のプラス効果をもたらすと感じています。

 

 

□京料理 萬重

老舗料亭までは、西陣のメインストリートを歩きながら、時々停まって、西陣の歴史文化の生ガイド解説を楽しませて頂きました。西陣と言えば、高校の山川出版社の日本史の歴

史教科書で見かけたのと、川端康成『古都』での知識しかなかったので、非常に勉強になりました。また、お昼は老舗料亭らしく、ゆったりとした落ち着いた個室で頂きました。

上品で繊細な美しいお料理の数々に、ご参加されたご父母の皆様も大満足なご様子でした。

 

 

最後となりましたが、お忙しい中、今回の京都観光を企画頂いた父母会事務局の皆様、雨の中、安全で楽しい運営を心掛けて頂いた㈱らくたびの若村講師に心から感謝申し上げ

ます。今年度、秋にも京都観光を予定しております。是非、ご子息・ご令嬢が学ばれている、知られざる『京都』をご一緒に散策しませんか。

 

副会長 津名 敏彦

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同志社大学 経済学部父母会

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