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名古屋父母会レポート

2018年7月5日

6月24日(日)名古屋では午前中から青空が広がり、真夏のような暑さの中、AP名古屋・名駅にて父母会名古屋会場が開催されました。

大学からは谷村経済学部長はじめ6名の先生方、本部役員3名とご父母の方を含め60名を超える父母会となりました。

 

父母会 西垣会長の挨拶に続いて、経済学部長 谷村智輝教授よりご挨拶いただきました。

まず最初に最近の学生の特徴を教えていただきました。

・真面目、勉学に前向き

・出席をとる授業を好む、出席を重視、出席良好

・単位にならない勉強はしない

・F率の高い授業はとらない

・学生生活の満足度は80%と高い

・7割が留学に興味を持つ一方海外で働きたいと思っているのは3割程度

・ある種の保守性がみられる

私たち親世代とはだいぶ違っているというお話でしたが、ご父母の皆さま、ご自身の

学生時代と比べてどんな感想をお持ちになられたでしょうか。

 

そしてそれぞれの学年に向けてのアドバイスをいただきました。

【1年生】 入試の席次ではなく春学期の成績がとても大事。1年生の春学期の成績が4年生卒業時の成績とほぼイコールになるので、これからはじまる試験を頑張ること

【2年生】 ゼミ・卒論の指導で学生の満足度が上昇するので、やりたい領域をしっかり定めてよいゼミ選びをすること

【3年生】 インターンシップの参加は自由ですが、キャリアセンターでも紹介しているので、将来を考えるきっかけとして行動してみること

【4年生】 就職活動も終盤になり、内定をもらった学生、活動中の学生、うまくいかず立ち止まっている学生もいますが、就活はかけっこではないので決まった時期は関係なく継続が大事です。あきらめずにTRYし、言われたことは行動にうつして下さい。

 

そして3年生のご父母に向けては、

「夏休みが親の希望を伝えるチャンスです。経済学部の学生は4月~9月にリアルに将来を考えはじめます。高い学費を払っている親は投資家ですので、不良債権にならないよう明確に意見を言いましょう。100%本人の意思を尊重する家庭もその気持ちを伝えることにより、学生の進路選択がよりクリアになります。」とアドバイスされました。

夏休みにお子様が帰省した際に、親子で話しあうよい機会になるといいですね。

 

学部長のお話に続きまして今年度は名古屋鉄道株式会社 山越照浩氏より

『今の仕事に活きている大学生生活での経験』と題してご講演いただきました。

最初にゼミ、サークル、アルバイト、そして学費のみを親からだしてもらい、奨学金とアルバイト料で学生生活を送られた話をされました。

就職活動はリーマンショック直後の冷え込んだ時代で、金融、メーカー、専門商社、通信建設等あらゆる企業の説明会に足を運び、100社程エントリーした中から30社にしぼり

活動されたようです。数社から内定をもらい、

・新しいことができる会社

・社会と関われる仕事ができる会社 

・サービスや製品が目に見えて社会に役立っている仕事ができる会社

という理由で今の会社を選んだということでした。

 

就職活動をすることで自分を見つめなおしてプラスととらえることができたこと。

学業面では課題に対する向かい方、疑問を持って自分なりの結論を導きだすこと。

また数字を使い慣れていたことで数字から分析したり、数字から説得したりということが

抵抗なくできること。

1人暮らしでは人間力がきたえられたこと。

こういった様々な経験が社会人となった今活かされていると感じているそうです。

 

就職活動において同志社大学というブランド名はだいたいの企業にエントリーできるので、選択の幅を狭められることはなく有利であり、あらゆる可能性があるというお話にこれから就職活動をはじめるお子様をお持ちの方には励みになるお話だったと思います。

 

名古屋鉄道は中京地区の経済の発展を様々な分野からささえ、多大なる貢献をしている企業ですので、中部支部の皆さまにとりまして興味深いお話だったのではないでしょうか。

また同志社大学経済学部の卒業生である山越様から、大学生生活のご経験が社会人になってからいろいろな場面で活かされているとのお話を伺い、子供たちには同志社大学での貴重な時間を有意義に過ごしてほしいと願っております。

 

お暑い中、またお忙しい中、ご参加いただきましたご父母の皆さま、先生方、開催にあたり準備、ご配慮いただいた事務室、事務局の皆さま、お手伝いいただいた委員の皆さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

中部支部長  佐野 葉子

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同志社大学 経済学部父母会

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